最強GIRL with 最強BOYS2
「瑠那ぁ」
「帰ろうよぉ」
「置いて帰るよ?」
私が絶叫している間にもう車に乗っていたらしい罰ゲーム組3人。
「おい、誰が罰ゲーム組じゃ」
あ、聞こえてたんだ……
―ブルンブルン
『え、っておいっ!置いてくなよ!』
エンジンをかけて、今すぐ出発しようとしている3人。
「じゃあ早く乗れよ~」
『わ、わかったから!』
そうして私は車に乗り込んだ。
「くっさ!」
あまりの匂いに思わず声に出てしまう。