最強GIRL with 最強BOYS2


そう言って私は一人分だけご飯を用意して食べ始めた。



「「「あっ!おい、瑠那ほんとに一人で食べ始めたぞ!」」」


「「は~?」」


『ふんっ』


そうして黙々と食べているうちにみんなも食べ始めた。


『え、待って!それ何!?』


ふと隣に座っている下っ端の航のお皿を見ると、美味しそうな肉団子が入っていた。


「ん?これ肉団子」


『分かってるわ!』


「瑠那が一人で食べ始めたから俺らだけでもう一品作ったんだよ」


『はあっ!ずるい!私にもちょうだいよ!』


「やだね。そもそも先に食べ始める瑠那が悪いんじゃん」


くっそーーーーーーーーーっ!


みんなして何なんだよ!イジメか!



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