最強GIRL with 最強BOYS2


俺だってもうそろそろヤバイ。


『あーっ、零~。ふふっ、ねぇ!なんでみんな私のこと避けるの……グスッ』


そう言って零に近づく瑠那。


零は案外ピュアだからな~。大変なことになるだろうな。


そう思ったけれど、あえて助けには行かない。


だって?俺だってもうヤバイって言ってんだろ!!!!


絡まれている零を見ると、案の定鼻からケチャップが、、、じゃなくて大量の血が。


あいつ、貧血起こさないか?


服がえげつないことになっている。


「ウゴッツ………祥也っ」


「大丈夫か?零」


返事をしながらも十分な距離を保つ。


「た、たずげでぇぇぇぇぇぇぇええええええええ!!!!!」


「近寄んな!!!!」





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