復讐女

最低かもしれないが
女に不自由はしてない


「急に連絡くれるなんて、嬉しい」


今日はこの女を抱く


「ちょっと、もぅ……」


女はそう言いながら
俺に抱きついてくる


後腐れない
めんどくさくねぇ女なら
いいんだ……
本気にならねぇオンナが一番だ。



「はや…とさん……はげし…ぃ」


俺にとって女は俺の身体を満たすモノにしか過ぎない。


「あっ…いっちゃう……あっ、、。」



もうちょっと楽しませろよ……
この女も…もう必要ねぇな……



俺は服を着て

『帰るわ』


そう言って部屋を出る


なんかスッキリしねぇ……
やってる最中、藍原沙希の目が気になって頭から離れねぇ……


今日はマンションで寝るか……
そう思い車を走らせた


俺の携帯が鳴る

「田辺です……女が喰いつきました」


『あ?』


「瀧本カンパニーの話をチラつかせたら、もっと聞かせてくれと……」


『そうか……田辺に任せる』


「承知……あと、藍原沙希は昼間も働いてます。それも明日……」


『ほぅ……わかった。ご苦労』


昼間も働いてる……
今日の資料には無かったな。
明日になればわかることか……
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