復讐女
瀧本隼斗 27歳 瀧本組の若頭
俺の親父と聡の親父も親友同士
だから、争いもせず
協力しあって生きている
瀧本組と水河組に対抗する奴らなんていない、逆に盃を交わしたいって奴らがいる
俺と聡に寄ってくる女もいる
俺も聡も見極めができるから
女に騙されることはないが……
聡の垂らしぶりには呆れちまう。
「若、着きました」
『あぁ、助かる。連絡する』
「承知」
今日はここか…
確かこの店……聡の弟分がやってる店
ドアを開けると
「いらっしゃいま…せ、少々お待ちください」
ボーイは血相変えて奥へ行き
誰かを連れてきた
「隼斗様、いらっしゃいませ。まさか隼斗様が来ていただけるなんて…」
『あ?やっぱりお前の店か…聡来てるか?』
「覚えて頂き光栄です、聡さん いらしてます。ご案内致します」
俺は聡がいるVIPルームへ案内された