復讐女

救急車は呼べない
組の奴らに車を回させ
組医の所へ急がせた。


俺は黒木さんの部屋で色々探していた
黒木さんは何故狙われた……
そんなにヤバい案件か?

……案件……
もしかして、俺の依頼か……


俺は急いで田辺に連絡を取る
…………出ない
田辺が電話に出ない……
悪い予感しかしない。

俺は黒木さんが倒れていた場所を
念入りに調べる


ん?棚の下に……なにかある
俺は棚をどけるとUSBメモリを見つけた

もしかしたら……これになにかが…
俺はいつも黒木さんが使っている
パソコンを探した

……ない……
パソコンが……まさか奪われたか。


その時、俺の携帯が鳴る
携帯を見ると……【優希】

ちっ……こんな時に……
俺は携帯をきる
けど、またかかってくる


マジでしつけぇ……
何度もかかってくる
イラついてるのが、更にイラつき

俺は電話に出た

『てめぇ、しつけぇぞ。二度とかけてくるな』

それだけ言って電話を切ろうとしたら


「隼斗さん、急いで来て!田辺さんが…」


優希の言葉に電話を耳に当てた

『田辺がいるのか、どこにいるっ!』


俺は田辺の元へ急いだ
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