復讐女
俺は驚異的な回復力で
リハビリも終え、意識を取り戻してから1週間で退院した。
入院中に、いろいろ決める事を決めていき、早々に式を挙げる事になった。
そして……2ヶ月後
少しだけ……お腹が出てきた沙希
『本当に大丈夫か?』
「大丈夫、隼斗さんは心配しすぎです」
沙希は妊婦なのに白無垢を着ている
沙希が着たいと言って譲らなかった
「あーぁ、尻に惹かれてるわ」
沙希の手を引き歩いているお袋が呆れた声で言いだした
『あ?俺は沙希が心配で……』
「女を心配してる、隼斗が気持ち悪い」
声の方を見ると聡だった
ったく、どいつもこいつも……
俺をなんだと思ってんだよ
「うふふっ…隼斗さんの行いが悪いからですよ!これからはちゃんとしましょうね」
沙希も笑っていいだした
ったく……沙希に言われたら
何も言い返せねぇ。
『ちゃんとやってんだろ…』
俺は沙希と約束をしてから
沙希以外とはやってない
沙希以外の女に全く興味が無くなった
沙希が居れば、他にいらねぇ。
「隼斗さんが何を考えてるか、当てましょうか?」
沙希は俺の顔を見て言ってくる
「…私の事、好きだって」
………
ニコニコ笑顔で言われると
答えにくい……
『んなこと、言わせるなっ』
『ってか、好きじゃなくて、愛してるだ』
そう言って俺は沙希にキスをした
End