LOVE*CLOVER~青空ライン+α Limited Story~
3つめ*青空ライン
もしも山下先輩が杏に壁ドンしたら…
※杏と優はまだ付き合ってない時のお話。
「分かります?壁ドンってやっぱり女子の憧れなんですよね~!」
「俺はされるのは勘弁だけどさ。でも最近いろんなとこで聞く気がする」
それはある土曜日の練習のお昼休み。
たまたま隣に座った萩原先輩とあたしは壁ドンについて話をしている。
「聞きますよね。彼氏いないから無理だけど、でも1回でいいからされてみたいな~」
「じゃあ、ちょうどここにはイケメンいっぱいいるし誰かに壁ドンやってもらう?」
え?え?え?!
突然そう言いだした萩原先輩はニヤッと悪戯な笑みを浮かべると、部員達に声を掛け始めている。
ちょっと!萩原先輩待ってくださいよー!!