LOVE*CLOVER~青空ライン+α Limited Story~



「何がだよ、寝込み襲うことがか?」



目をゆっくり開けるといつの間にか起きている相ケ瀬くんがいて。



もしかして今のあたしじゃなくて、相ケ瀬くんがキスした?




「ええええ!なんで起きてるの?」



「るさっ。するなら起きてる時しろよ。やりなおし」



ーチュッ



相ケ瀬くんはなぜか楽しそうでニヤっと笑っている。



「はやくしろよ、5時間目始まるぞ」



「無理無理!絶対無理!相ケ瀬くんなんかやっぱ嫌い~!」



あたしはバタバタと足を立てながら、急いで図書室を飛び出した。



もう鼓動が速すぎて死んじゃうかと思った。



相ケ瀬くん本当にずるい!



あたしがしようと思ったのに!結局いつもの相ケ瀬くんのペースじゃん。



「……来年こそ、絶対相ケ瀬くんにびっくりさせるもん」



Fin



* * *


書籍デビュー3周年記念に書かせていただきました!



ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます!



来月、今回書いた『サッカー王子と同居中』が発売されるのでぜひぜひ本編も覗いていただけると嬉しいです。


これからも書き続けられるかぎり、青春ラブをみなさんにお届けできたらと思ってますので応援よろしくお願いします。



2016.05.25
桜庭成菜


< 30 / 30 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

あの日、キミが流した涙の先へ

総文字数/40,062

青春・友情103ページ

表紙を見る
キミのバスケを守りたい

総文字数/90,371

青春・友情244ページ

表紙を見る
きみの声を聞かせて

総文字数/92,860

青春・友情308ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop