LOVE*CLOVER~青空ライン+α Limited Story~
部室でその後もいろいろな話題が飛び交うと、俺は相槌は打つけど話す気にはならず黙って聞いていた。
そして自分の家に帰ってくると、ソファーに横になりながら
萩原の妹と楽しんでて悪いと思ったけど
【帰りに俺の家に来て】
とメールを打った。
「はぁ~、全然俺余裕なさすぎ」
いくら自分の彼女なんだからと言い聞かせたって
あんなに周りが男子ばっかりじゃ、いつ、誰にさらわれるか分かんないし……。
しかも、みんな杏の良いところちゃんと分かってるからむかつく。