茜日和
「大体想像はつくわ、」


「えっ??!!誰!??」


「悪魔でも予想だから、騒がない事よ、西川萌夏よっ」


西川さん…?
小3の時同じクラスで、少ししか話さなかった程度だったけど…

「噂によると結構悪さをしているわ、そしていじめる対象も大体あいつよ」


あかりはため息をつきながら、 腕を組む。


「西川さん、そうゆう人なんだ…」


「そうよ、場合によっちゃ校長に呼ばれた事もあるわ」


あたしはショックがでかかった。


「これからどうしよう…」


あたしは尻をつき、頭を抱えた。


「関わりたくないなら大人しくするべきよ…あいつはしょうがないから…ほっとくしかないでしょ」


でも納得出来ないさ。
だって友達が苦しんでる姿を見て、あかりはどう思うのさ…


あたしは口に出さないで何度も心の中で思った。

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