茜日和
何で中学校生活が始まって、そんな経ってないのに嫌な事聞かなきゃならないんだろう。


あたしは縄跳びを取ろうとした。


その時―…
「ねぇ!!これ綾の!!!」


あたしの目の前に叫ぶ女の子― 矢崎 綾。


よく見ればこの縄跳び矢崎さんの。


「ごめん!!!」


あたしは返したが受け取りかたが酷かった。


あたしは傷を作った。


あまりにもショックがでかくてよろけた。


「あっちに行ってよ!!!何なのよもう!!!」


あたしは矢崎さんの方によろけてしまったのだ。


きつくあたしの事を睨んでいる。


あたしは目に涙を溜めた。


駄目…泣いちゃ駄目…。


こんくらい平気だもん…
泣かないもん…


でもあたしは、泣きながら体育館を出てしまった。
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