茜日和
あたしは保健室を出て、体育館へ向かった。


涙が分からないように、水を被せてすっきりさせた。


あたしはきっと、さっきの事を忘れないだろう。


でもあたしは前へ向かう


進む。 そしてつまずいたら立ち上がる。


立ち上がって、ゴールへ。


希望と夢の道はそんなもの。


決して選択肢などない。


あたしは胸を弾ました。


一人じゃない!!!!


あたしに手を差し出してくれる、天使のような輝きをもった大切な人がいるから。


迷わない。


恐くないよ。
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