泣き虫イミテーション
朝起きる。
時計を確認してからもう昼近いことにきづいた。昼起きる。
寝ぼけ眼でいつもと違う部屋を見回して、ぱっと目が覚めた。ここは二衣と光成のいえだ。
いつのまにか掛けられていた毛布から体を起こそうとすると、突っ張ってしまう。不思議に思ってそこを見ると、二衣がソファーにふせって寝ていた。
一瞬頭が混乱したが、テーブルに乗っているメモ用紙に<起きたら起こして>とかかれているのに気づく。
「橘さん、起きて」
「…んー、おはよう、朔良くん」
二衣は肩を揺らす間もなく、すぐに起きた。それから時計を仰ぐ。
「11時30分か、ご飯でも食べる?」
「え、あー、うん」
「じゃあ作るからシャワーでも浴びててね」
二衣は朔良をバスルームに連れていき、それから昼食兼朝食を作る。
手の空いた時間に充電していなかったスマホを充電しながら開くがやはり光成からは何も来ていなかった。
時計を確認してからもう昼近いことにきづいた。昼起きる。
寝ぼけ眼でいつもと違う部屋を見回して、ぱっと目が覚めた。ここは二衣と光成のいえだ。
いつのまにか掛けられていた毛布から体を起こそうとすると、突っ張ってしまう。不思議に思ってそこを見ると、二衣がソファーにふせって寝ていた。
一瞬頭が混乱したが、テーブルに乗っているメモ用紙に<起きたら起こして>とかかれているのに気づく。
「橘さん、起きて」
「…んー、おはよう、朔良くん」
二衣は肩を揺らす間もなく、すぐに起きた。それから時計を仰ぐ。
「11時30分か、ご飯でも食べる?」
「え、あー、うん」
「じゃあ作るからシャワーでも浴びててね」
二衣は朔良をバスルームに連れていき、それから昼食兼朝食を作る。
手の空いた時間に充電していなかったスマホを充電しながら開くがやはり光成からは何も来ていなかった。