復讐

「あ゛ぁ!?
お前らこそ調子乗んなよ!」

柊が切れた

柊は私が捕まったことに対してイライラしているのに男の言葉にとうとう切れてしまった

バカな男たち…私はそう思った

柊が切れたら怖いよ~
だって私も柊が切れたら逆らわないもの


殺気を出している柊に若干びびっている男たちは叫び声をあげながら柊に殴りかかっていった

てか、私の存在は無視か!

と思っている間に柊は7人ぐらいの男たちを一瞬にして倒した


息切れひとつしていない柊は私に視線を向けると

「明日香ぁ?」

私の名前を呼んだ

「ご、ご免なさい!柊!!
これからは言うことちゃんと聞くから怒らないでっ」

私は柊に怒られないようにすぐに謝った

ゆっくりと柊が私の所に来て怒られるっ!と思ってると

ぎゅっと私を抱き締めてくれた

「へっ?柊?」

私は驚いて柊に声をかけると柊が

「よかった…明日香が無事で

明日香が殴られたりしていたらあいつらを殺すとこだった」

最後の方はちょっと物騒だったけどそう言ってくれた…

「ごめんね
心配かけて…私は大丈夫だよ

柊ありがとう」

私もぎゅっと柊を抱き締め返しながら言った


「あぁ
でも、これからは気を付けろよ」

「ひ、ひひゃい」

柊が私のホッぺをギュゥーと引っ張りながら言った

い、痛いよー

コクコクコク
と首を縦にふると柊はすぐに手を離してくれた

「じゃあ、今度こそ海のこといってきていい?」

と聞くと柊がいいよっと言ったので私は海の方に笑顔で向かった

「すごいきれー」

私は一人ではしゃぎながら柊に手を降ったら柊も笑って軽く手を降ってくれた

フフっ
楽しいーー

海がキラキラしてる!!

まだ、
春だから少し肌寒いけどそんなこと全然気にならないよ!

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