復讐

柊side


俺が目を覚ますと明日香の姿がなかった

風呂にでも行ったのかと思い明日香が来るのを待っていると寝巻き姿の明日かご部屋に戻ってきた


明日香は若干眠たそうな顔をしていたから俺が寝ろというと
素直にベッドの中に入ったがなかなか寝付けなかったらしく俺に話しかけてきた


「また、行きたいなぁー」

と呟く明日香に

「なら今度は夏にでも行くか」

俺が答えると
とても嬉しそうな表情をする明日香に俺も自然と笑みがこぼれた

にこにこしながら明日香は俺と指切りをするとすぐに眠ってしまった

俺は小さな声で

「おやすみ明日香」

と言うと口許に笑みを浮かべたまま眠ってしまった

< 114 / 321 >

この作品をシェア

pagetop