復讐


俺も本当は明日香に復讐なんてやってほしくないんだからな
もちろん組長だけでなく姐さんたちも同じ気持ちだろう

こんなに心が優しい明日香に復讐なんて……

でも、明日香の望んだことだ
俺は全力で明日香を支えたい………


「そうか
明日香にはいい息抜きになったはずだ………
ありがとな」


「いえ、明日香の息抜きになってくれたら嬉しいです」

組長にお礼を言われ俺もそれに答える

「明日のことはお前に任せる
明日香を支えてやってくれ………」

「はい」

俺の返事を聞くと
組長はおやすみと言って自室に戻って行った

明日香にプロポーズしたことは明日香の復讐が終わ
り落ちついたら
日を改めていうことにした


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