復讐

「柊」

「どうした?」

私は下に降りてソファーに座っている柊に話しかける

「ここの県ってさ、どこのシマか知ってる?」

私は早速情報を集めることにした

「ここか?
確か、家のシマだったはずだ」

少し考えながら柊が答えてくれた

………尾崎組のシマだったら他の組の心配はいらないな

「それがどうしたんだ?」

不思議そうに柊が私聞きいてきた

「浩基がここの暴走族に入ってて抜け出せないらしいの

まぁ、入った浩基も悪いけど
まだ私にも情があったらしくてね………
姉としての弟にしてやれる最後の機会に手助けをしてあげようと思ったの

その族を潰すよ………

私の目的には浩基は加えない事にした」


私が話終わると柊が

「わかった
俺も手伝おう」

と言ってくれた

「ありがと、柊
私お父さんに電話してくるね」

私はお父さんに弟がいる暴走族に手を出してもいいか許可を取りに1度リビングから離れた

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