復讐
次々と襲ってくる男を息も乱さずに軽々と払いのける………
あそこにいるのは本当に俺の姉ちゃんなのか………?
あの、優しくて
喧嘩なんか全然やったことがない姉ちゃんが何故、喧嘩ができる…?
俺は疑問ばかり募っていく…
気づけば多くの男はいつの間にか倒れていて
残ったのは総長一人だったのだ
だが、総長は拳銃を取りだし姉ちゃんに銃口を向けた
姉ちゃんは怯むどころか怒っている
拳銃をものともせずに
姉ちゃんは総長に殴りかかり
倒してしまった
そして後ろに控えていた男たちと話始めた
確か…柊さんと栄さんだったか
姉ちゃんたちが話していると総長は族の途切れ途切れ話はじめる
何者だ?と
俺もそれは気になっていた
姉ちゃんたちの、あの強さ…威圧感
全てが謎だった…
姉ちゃんはゆっくりと口を開き俺の予想を超えた言葉が聞こえたんだ…
浩基side【完】