復讐

「次は柊の番ね
はいっ左手出して」

と促し差し出された手に
私も柊と同様に薬指へと指輪をはめた

お揃いの物を身につけた時
私と柊はキスをした


それは私たちにとって
誓いのキスのようだった………………

< 232 / 321 >

この作品をシェア

pagetop