復讐


大量のじゃがいもを切り終わると次はニンジンなどを切った

ジャーマンポテトを作るみたい

私が作り終わるとお母さんは
また違うおかずを作っていた

「あらっ明日香」

「ん?何お母さん」

お母さんが私に声をかけなぜかニヤニヤしてる

その視線の先には私の左手に向けてる

あっ!これか!!

私は指輪をつけっぱなしだったことに気づく

「えっとね………これね………
柊に買ってもらったの!」

口ごもりながら最後は勢いに任せて言った

「へ~ふふっそうなの
よかったわね~」

な、なにお母さんの顔!
すっごい笑ってるじゃん!!

「何でそんなに笑ってるの!?」

「え~
とってもラブラブだなぁっと思ってね~
羨ましいわ~」

「も~お母さん!茶化さないでよ!」

「茶化してなんかないわよ~」

お母さんの顔はさっきから笑いっぱなし

なんか恥ずかしくなったきた………

「恥ずかしがらないの~
でも、
あの柊がね~
前の柊だったら考えられないわ」

ん?どうゆうことだろう
柊が??

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