復讐
自力で探すしかないな……
と思いながら柊の方を見る
柊はまだ戦っていた
私のところに来た男の数の倍はいそうな人数が柊のところで倒れている
初めの1回しか銃を使っていなかったらしく私と同じ様に素手で男を倒していた
「あれっ?
柊、強くなった?」
私はボヤく
だってさ、柊は飛んでくる弾を避けながら素手でしかも一撃で相手を倒していく
今の柊と私が相手をしたら、勝てるかな?
と考えてると
「何をボーッとしてるんです?
早くいきますよ」
いつの間にか柊は残った男全員を倒したらしく私の目の前にいた
「もう終わったのか?」
私と今、
尾崎組の若頭として動いている………
だから、柊は私に敬語を使う
「若頭がボーッとしてる間に終わらせましたよ…」
私、そんなにボーッとしてたかな
ま、いっか……
私は考えることをやめて若頭の大河を探しに屋敷の奥へと足を運んだ