闇愛


ブレザーのポッケに入っているもう一つの白いアイフォンを取り出す。



すると桃の顔が急に険しくなる。



「ねぇ…澪。それって…ま「ちょっとごめんね。」



桃の言葉を遮り、私は席を立つ。




ほら、君はいつもそうやってこんな私を心配してくれる。



そうゆうところが大好きだよ。




でもね…ごめん、





ーーーそうゆうところが今は私を辛くもさせてるんだ。


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