覚醒
「そうなんやな。いいと思うよ。
一磨も幸せやな。奈菜ちゃん、
これだけは言うとく。

一磨最近体調悪そうなんよ。
だから毎日見とったって」


先生体調悪いなんて
言って無かったよ。


1人で抱え込んでたのかな・・・


「そう・・・大丈夫なのかな?
私、どうしたらいいのかな?」



「何も。奈菜ちゃんが
おってくれるだけで
一磨は元気になれるわ」




返事は即答だった。
広松先生は青木先生の事を
よく知っているんだ。



私は何も知らなかった・・・





< 111 / 162 >

この作品をシェア

pagetop