覚醒
やはり簡単には変えることが
出来なかった。



「おはよーう!」


加世ちゃんは何も知らない。
過去をもう捨てた気でいる?


「おはよう・・・」


それに比べて自分は暗い。
忘れられるわけ無い。
私もどうせ陥れられる運命??



「どーしたーん!?暗いで?」


「そんなことないよ!?元気元気!!」


無理して喋るくらいなら
いっそのこと何も言わないほうがいい。


思ったけど無視することは出来ない。
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