覚醒
先生は何を話したのだろう?
絵里さんと上手くいったかな?


ずっと緊張しているばかり。


何があっても勉強の時だけは
一心不乱に打ち込もうと思っていた
私は、この日は落ち着かなかった。



時計をチラチラと横目で見て
ばかり。


気がつけば何もせず、
ボーっとしていた。



ガチャ・・・
ドアが開いた。



「青木先生!!」
大きな声で呼んだ。

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