匿名希望さん、こんにちは。


いよいよ、決戦当日。


私は、ゆんちゃんに自分の決意を伝えた。


「おはよう、織絵!!」


「おはよう、ゆんちゃん!!


………ゆんちゃん、伝えたいことがあるの。」


「なんだい?言ってみたまえ。」



ゆんちゃんは私が真剣でも、私を安心させようといつものふざけた調子で聞いてくれた。



「私、今日匿名希望さんに会う。


それで、もしあの人だったら…、告白する!!」



「……織絵…!

よく言った!私は全力で応援するよ!」


ゆんちゃんは私の髪の毛をわしゃっとする。



ゆんちゃん、ありがとう。


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