匿名希望さん、こんにちは。


だって…


「…ちょっと待ってよ…」


「え?」


私は泣きながら、顔が赤くなるのを感じた。



「大浦君、今、何て言った?」



「え?だから、おりひめさんのことが好きで、遠山さんのことも好きで……好き、で……って

俺、なんで告白してんの!?」


大浦君が自分で言ったことに赤くなってる。



私はこらえきれず笑った。


「…ハハハハハハ!!」



「え、あ、ホントごめん…。

でも遠山さんには他に好きな人がいるんだよね。」


< 79 / 112 >

この作品をシェア

pagetop