異世界に転生しました...てかされました‼︎

「…ここが、玉座の間の入り口なの?」

「ええ、そうですわ。」

「他に何があるって言うんだ。」

「…いや、予想してたけれども…」


これはさすがに大きすぎでしょ!!だってだって、軽く20m暗い縦長だし!!横も10mはあるよ!?どうやって動かすの…(-_-;)



あ、そっか。魔法があるじゃん。一瞬忘れてたわ。



「お姉さま、扉が開きますわよ。ボーッとしないでください。ジロッ」

「はい…。」


なんかアリスのキャラ変わってない?気のせい?気のせいだと思いたい!!


そうこうしているうちに、扉が開き始めた。いよいよこの世界を統一している人に会える!!ワクワクしながら扉が開くのを待った。






コツーンコツーン…





「…ねー…アリス…。」

「なんですか?お姉さま?」

「ここって…



どんな作りになってんの!?なんでこんなに階段上らなきゃいけないの!?転移しようよ!!」


そうです。聞いての通り、なっっっっがーーーーーーーい階段があったんです。玉座の間が全然見えないくらいの。


「その手がありましたわね。」

「お前、頭いいな。」


いや気づこうよ!!

そう思いながら、全員を転移させた。
< 22 / 37 >

この作品をシェア

pagetop