異世界に転生しました...てかされました‼︎

「玉座の間の真の入り口に到着～？え？あれ？ねえ、アリス？」

「はい？なんですか？この扉の奥にお父様たちが、国王夫妻がいらっしゃいますわよ？」

「何か不思議なことでもあるのか？」

「だってだって!!さっきの入り口あんなにでかかったのになんでこの扉は普通のサイズなの!?おかしいでしょ!!」


そう…何故か小さい。びっくりだよ!!どうしてなの!?この世界の人たちの感覚ちょっとおかしいですね？大丈夫かな～？ここにいたらどうなることやら…。


「お姉さま…大丈夫ですか？扉が開きますよ？」

「はぁ…。」


ｷｨｨｨｨｨ…




「アーリースーー?おっかえrﾍﾌﾞｼｯ!!」

「やめてくださいね？お父様。ﾆｯｺﾘ」

「……。」


何が起こったか説明いたしましょう。

まず、扉を開けた瞬間、アリスのお父様？らしき人に抱きつかれそうになった瞬間、アリスが普通の人には見えないであろうものすごい速さでお父様の頭を殴り、地面に頭をついた瞬間、踏みつけた。（まぁ、わたしは見えたけど…。）

てかなんでみんな平然としてるの？



「あらぁ、アリスじゃない。お帰りなさい♪」

「ただいま戻りました。お母様♪」

「ユアんもご苦労様♪」

「いえ、当然のことをしたまでです。」

「あら？そちらのお嬢さんは？」

「あ、こちらは…」

「雛野隣といいます。旅の途中、偶然お会いしまして一緒にこちらに来てしまいました。お目にかかれて光栄です、国王さま、王妃さま。」

「あらあら～、そんなにかしこまらなくていいのよ～♪ねえあなた!!」

「ｳｺﾞｯ!!…そ、そうだよ…。この子をここまでつれてきてもらったお礼をしたいし!!ねえ、アリスちゃん?」

「そうですわね!!何かお礼をしないと!!てかいつまでへ張りついてんだよ!!」

「グハ!!もう～照れちゃっt…グエッ!!」