労苦
「ああ、済まないね。俺の悪い癖だ。一課勤務が続くと、ついこうなっちゃうんだよな」
軽く笑う。
その後、一転して、橋村に向かい、
「君はどう思う?今回の三原さん殺害事件」
と訊く。
「まあ、現時点で現場に残ってたのが、害者の遺体とホシの物と推察されるDNAだけなんですから、鑑識や科捜研の鑑定次第ですよね」
「うん。俺もそう思う。……あとは所持品だよな。マル害が持ってた物を調べることで事件が大きく動く可能性があるし」
言った後、やや重たげに息を吐いた。
橋村が、
「しばらくは出方見ますか?」
と言う。
「ああ、そうだな。事件が動くのは所轄に帳場が立ってからだし」
軽く笑う。
その後、一転して、橋村に向かい、
「君はどう思う?今回の三原さん殺害事件」
と訊く。
「まあ、現時点で現場に残ってたのが、害者の遺体とホシの物と推察されるDNAだけなんですから、鑑識や科捜研の鑑定次第ですよね」
「うん。俺もそう思う。……あとは所持品だよな。マル害が持ってた物を調べることで事件が大きく動く可能性があるし」
言った後、やや重たげに息を吐いた。
橋村が、
「しばらくは出方見ますか?」
と言う。
「ああ、そうだな。事件が動くのは所轄に帳場が立ってからだし」