労苦
第21章
21
「じゃ、また何かありましたら、お立ち寄りください」
「ええ。……大村係長も帳場の管理、しっかりやってくださいよ」
「分かってます。梶間警部と橋村警部補が来られたことは、上にも伝えておきますので」
大村が俺の言葉にそう返し、見送る。
そして俺たちは一礼し、署を出て、また歩き出した。
午後四時を回っている。
疲れていた。
だが、一応帰庁し、報告書などを付けないといけない。
車に乗り込み、桜田門へと走らせた。
警視庁本部庁舎は明るい。
夜間でも、一部の部屋にはライトが付いている。
エレベーターに乗り込み、十階へと向かった。
「じゃ、また何かありましたら、お立ち寄りください」
「ええ。……大村係長も帳場の管理、しっかりやってくださいよ」
「分かってます。梶間警部と橋村警部補が来られたことは、上にも伝えておきますので」
大村が俺の言葉にそう返し、見送る。
そして俺たちは一礼し、署を出て、また歩き出した。
午後四時を回っている。
疲れていた。
だが、一応帰庁し、報告書などを付けないといけない。
車に乗り込み、桜田門へと走らせた。
警視庁本部庁舎は明るい。
夜間でも、一部の部屋にはライトが付いている。
エレベーターに乗り込み、十階へと向かった。