労苦
第36章
36
午後5時を回る頃、署を出、車を停めている有料駐車場へと向かう。
ドアを開け、車内に入り、運転席に座った。
エンジンを掛け、ハンドルを握る。
そのまま、千代田方面へと車を出した。
そうひどく暑くはないのだが、辺り一帯に熱がある。
ものの10分とちょっとで、警視庁に辿り着いた。
帰庁後、残務をこなす。
そして午後9時過ぎには建物を出た。
辺りは秋の虫が鳴く音が聞こえる。
もう夏も終わりだ。
そう思えていた。
その夜も地下鉄に乗り、晴海が待つ自宅マンションに帰り着く。
午後5時を回る頃、署を出、車を停めている有料駐車場へと向かう。
ドアを開け、車内に入り、運転席に座った。
エンジンを掛け、ハンドルを握る。
そのまま、千代田方面へと車を出した。
そうひどく暑くはないのだが、辺り一帯に熱がある。
ものの10分とちょっとで、警視庁に辿り着いた。
帰庁後、残務をこなす。
そして午後9時過ぎには建物を出た。
辺りは秋の虫が鳴く音が聞こえる。
もう夏も終わりだ。
そう思えていた。
その夜も地下鉄に乗り、晴海が待つ自宅マンションに帰り着く。