労苦
第41章
41
日曜も午後6時過ぎまで南新宿署にいて、捜査員である前田と話をした。
そして話が尽きると、そのまま帰庁する。
夏の暑さはもうないのだが、体はきつい。
車に乗り込み、千代田方面へと向かった。
桜田門近辺は官庁街だから、辺りにいるのは役人ばかりだ。
警視庁十階の捜査一課フロアに入り、パソコンに向かって、残務をこなす。
仕事後、建物を出、地下鉄の駅へと歩いていった。
また時が経ち、地味に事件捜査を続ける。
だが、警視庁は神宗会を摘発できてないのだし、三原殺害の容疑者をもみすみす取り逃がしてしまっている。
思っていた。
ここは出方を待とうと。
刑事なら誰もがそう考える。
日曜も午後6時過ぎまで南新宿署にいて、捜査員である前田と話をした。
そして話が尽きると、そのまま帰庁する。
夏の暑さはもうないのだが、体はきつい。
車に乗り込み、千代田方面へと向かった。
桜田門近辺は官庁街だから、辺りにいるのは役人ばかりだ。
警視庁十階の捜査一課フロアに入り、パソコンに向かって、残務をこなす。
仕事後、建物を出、地下鉄の駅へと歩いていった。
また時が経ち、地味に事件捜査を続ける。
だが、警視庁は神宗会を摘発できてないのだし、三原殺害の容疑者をもみすみす取り逃がしてしまっている。
思っていた。
ここは出方を待とうと。
刑事なら誰もがそう考える。