労苦
第47章
47
その日も午後6時過ぎまで南新宿署の帳場で話をして、その後、帰庁した。
心身ともに疲れているのだが、捜査は続く。
確かに俺たちがやっていることは地味だ。
だが、そういったものの積み重ねで、必ず事件が解決へと導かれる。
そう思えば、遣り甲斐があった。
靴底をすり減らして戦うつもりだ。
その夜も警視庁の捜査一課フロアで残務をこなし、午後9時を回る頃には建物を出た。
秋らしく、夜風が冷たい。
背広を羽織り、寒さを凌ぐ。
10月も終わりに近い。
もうすぐ冬になる。
また冷える季節到来だ。
その日も午後6時過ぎまで南新宿署の帳場で話をして、その後、帰庁した。
心身ともに疲れているのだが、捜査は続く。
確かに俺たちがやっていることは地味だ。
だが、そういったものの積み重ねで、必ず事件が解決へと導かれる。
そう思えば、遣り甲斐があった。
靴底をすり減らして戦うつもりだ。
その夜も警視庁の捜査一課フロアで残務をこなし、午後9時を回る頃には建物を出た。
秋らしく、夜風が冷たい。
背広を羽織り、寒さを凌ぐ。
10月も終わりに近い。
もうすぐ冬になる。
また冷える季節到来だ。