労苦
 キーを叩き、書類などを作成する。


 同時にデータベースの作成などのため、データの打ち込みもしていた。


 疲れるのだが、やるしかない。


 そう思い、何とか踏ん張っていた。


 正午に昼食を取り、午後からは外を回る。


 もちろん橋村を連れて、だ。


 相方との捜査には慣れていた。


 互いに捜査一課の刑事だ。


 ツーカーで通る。


 思っていた。


 三原を殺したホシを必ず挙げてみせると。


 まあ、これだけ事件が大仕掛けになっている以上、俺たちだけじゃ済まなくなる。


 今後のことは考えるつもりでいた。



< 439 / 666 >

この作品をシェア

pagetop