労苦

　ワイシャツを着て、スーツに腕を通し、カバンを持った。


　部屋を出る。


　晴海が送り出してくれ、地下鉄の駅へと向かった。


　本庁に着くと、一課のフロアに詰め、仕事をする。


　橋村もいて、午前8時20分にはパソコンで作業をしていた。


　相方も疲れているだろう。


　ずっと仕事で。


　察していた。


　昼になり、揃って食堂で食事を取る。


　午後1時過ぎには地下駐車場から、街へと出た。


　新宿を目指す。


　昼間は道路が多少混んでいた。


　まあ、平気だ。