労苦
第97章
97
その日は一課のフロアに詰め、午後8時過ぎには本部庁舎を出て、帰宅した。
疲れはある。
体の芯に、だ。
だが、慣れた。
夏場は何かと空気が生温く、眠たいのだが、さすがに上下ともスーツを着ていると、身が引き締まる。
自宅マンションに帰り着き、晴海と共に食事を取った。
妻は遅くまで起きていて、朝も遅い。
毎朝早く起きてから、晴海を起こさないようにして、出勤していた。
さすがに都内は連日晴れていて、蒸し暑い。
その週の火曜も午前8時20分には警視庁に着き、十階の捜査一課フロアでパソコンを立ち上げて、キーを叩く。
いつも思う。
その日は一課のフロアに詰め、午後8時過ぎには本部庁舎を出て、帰宅した。
疲れはある。
体の芯に、だ。
だが、慣れた。
夏場は何かと空気が生温く、眠たいのだが、さすがに上下ともスーツを着ていると、身が引き締まる。
自宅マンションに帰り着き、晴海と共に食事を取った。
妻は遅くまで起きていて、朝も遅い。
毎朝早く起きてから、晴海を起こさないようにして、出勤していた。
さすがに都内は連日晴れていて、蒸し暑い。
その週の火曜も午前8時20分には警視庁に着き、十階の捜査一課フロアでパソコンを立ち上げて、キーを叩く。
いつも思う。