自称異物少女と誠の武士





私は何か変わるようなことをしているのだろうか。



そもそもなんで私だったのだろう。



大したこともできないのに……。



どんどん卑屈になっていく。



両頬を叩き、気合を入れた。



二人への返事考えないといけないんだから、今は違うことを考える必要ないよね。



思いを伝えてもらったんだから精一杯答えないとね。




< 108 / 130 >

この作品をシェア

pagetop