自称異物少女と誠の武士





俺は部屋の障子を開けて中に入り、布団を敷く。



副長が布団の上に桐谷を寝かせた。



「俺は戻るが、山崎は少しこいつのことを見てやってくれ」



「承知しました」



副長が外に出て障子を閉める前に一礼する。



副長は微笑して障子を閉めた。




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