自称異物少女と誠の武士





「山崎、いるな」



「はい」



「あのガキを見張れ。目を離すなよ」



「御意」



山崎はそう言い、部屋を出て行った。



あいつも相変わらず無口で硬いな。



入隊が決まり、桐谷の待つ部屋へ向かった。




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