自称異物少女と誠の武士





「なんでもいいでしょ、そんなこと」



「言えないのなら、報告する」



無表情で言い、手を振り払って出て行こうとする男に言う。



「わかりました。報告したければしてください。ただそれを話したらあなたが私の裸を見たってことになりますよ」



そう言うと男は立ち止まり、振り返る。



「仕方ない。今回だけだ」



そう言い、男は部屋から出て行った。



その後すぐに着替えて部屋を出た。




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