自称異物少女と誠の武士
日向side……。
目を覚ますと、見慣れた風景があった。
「土方さん、おはようございます」
声を掛けると土方は肩を震わした。
そんなに驚かなくてもいいと思うんだが。
「ああ、おはよう。お前も起きたし朝餉にするぞ」
そう言って土方は部屋を出て行った。
どう見ても挙動不審者だ。
私だって見てわかる。
土方の反応に疑問を持ちながら着替えを済ませて朝餉の準備を手伝いに向かった。
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