自称異物少女と誠の武士





土方side……。



「なんなんだ、あいつ」



桐谷の不自然過ぎる行動に唖然としていた。



だがすぐに自分がやらかしたことの重大さに気付く。



顔がかなり近かったことに今気付いた。



完全に無意識だった。



今更になって心の臓は早く脈打っている。



嫌だったのだろうか。



いつも気持ちが悪いなどと言っているからな。



また距離が空いたのかもしれないな。




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