大切なアナタへ

それから2分後、2人は再び何事もなかったように歩き出した。





あたしたちはその場に立ち尽くしていた。






えと・・・何を言えばいいんだろ・・・。





「あ、の・・上山・・・」





―チュッ




顔を上げた瞬間、音と共に唇に何か・・・。







「そんじゃあなッ」



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