不器用カレシと私。
第1章

今の私

今の私の状況。

後ろが壁で前には彼氏。

きっとこれが壁ドンと言うものなのだろうか。

『……紗奈』

三田くんに名前を呼ばれてさらにドキドキする。

きっと顔真っ赤だよ…。

そう思いながらも顔を背けられない。

恋人同士ならこれくらいあっても不思議じゃないのかもしれない。

でも私にとってはびっくりすることなのだ。

どうしてこんなことになっているのかは数分前に遡る
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