初恋 ~君に伝える~
小学校でも春とは話すことなく中学と進んでいった。

それでも、あたしは春と話したくて
話したくて学校の帰り道春にこえをかけてしまった。

春は保育園のとき可愛い感じの男子だったけど小学校、中学校になって身長も伸びて声変わりして、すんごくかっこよくなった。
「春ーーー!」

遠くから春の名前を叫ぶと…

春がたちどまり後ろを振り向く。

春と目があってしまった!

すごく緊張したけど目を会わせることができた。

「あ、あいらーー…?!」

「春!!!
久しぶり!げ、元気だった?」

「なに、他人みたいに話してんだよ!!
幼馴染みだろ!まったく笑!!」

「そ、そーだよね!!笑」

春と話せるなんて…幸せすぎる

「学校はどうだ?」

「が、学校!?
た、楽しいよ!!」

「ん?
いますごくかんだよな?笑
なんか怪しいぞ!?」

「い。いやね…
友達できたんだけど?その子がなんかすごい面白いこなんだけどすごーくあたしに絡んでくるってー…
別に迷惑じゃないけど、なんか…んー…
なんだろ、大変ってゆーか…」

「そーなんだ…
んー??」
< 3 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop