魔法使いの命 ~私たちの運命~
PROLUGUE
「やっと成功した…!」
一人の女性の声が沢山の器具がある部屋に響いた。
「ああ-でも命は15年しか持たない-」
そこにまた男性もやってきてつぶやいた。
男性の視線の先にあったのは"人造"人間だった。
「でも…始めてよ?成功したの。」
「そうだが-」
女性はカルテを取って男性に押し付けた。
「しかも-魔法も使えるようにしてあるんだから充分でしょ?」
「…………………」
男性は黙って部屋から出て行った。