ヒーローになりたかった
何故この2人なのか俺的にはなにも予想がつかない。


接点は今の所無しだから





「人には五感というものがあることは分かるよな」





いきなり緋御の語りが始まる
何かを言い聞かせるかのように彼女は語る



俺は緋御に知っていると返した
五感って学校の授業とかで習うやつだろ?


まぁ俺は革命軍に入るからって辞めたけど


そんなのはどうでも良かったんだった
まずはこの2人と五感がどう繋がっているか考えろ






「んー今から話すことは第六感、シックスセンスと考えていいよ」





ディネアが緋御の硬い語りの空気を軽くした、なんか気を抜いてやっと話が聞けるきがするなー
あはは





「まぁ要は国軍にも何人かいるんだ能力使い」


「話飛びすぎだ緋御」


「すみません・・・師匠、というか能力の説明って面倒じゃないですか?」


「・・・」





今、砂夜はため息をついていたのを俺は見逃してないからな!?





「俺がやる」




砂夜は面倒だなとポツリと呟いた
そして俺たちを何故か見つめてきた
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