新選組へ ~ 連理之枝 ~
間者捜索
やっぱ、俺は男だ
屯所での生活が、しっくりくる
久しぶりに土方さんのお茶を入れている
「誠?久しぶり!」
「お久しぶりです」
この人は、谷田部さん
「どうしてたの?」
「藤堂さんの、お供をしたりしてました」
間者では?と俺が個人的に疑っている
料理が好きらしいから、当番を他の人と
替わったりしている
だから、頻繁に会う
この人なら、俺がここにいないとか
わかるし
幹部と近しい俺から、情報を引き出したい
と思っているはず
「副長、忙しいの?」
会うたびに、誰かの名前がでる
「そのようですね」
ちなみに、幹部以外には
まだ、無表情をやっている
もともと、人と関わることが得意でない
信用できると確信がない限り・・・
どうして、俊太郎と口づけしたんだろう
プシャー
あっ
吹きこぼれた
「はははっ誠、考え事か?」
夕餉に使う野菜の皮むきしながら
谷田部さんに笑われた
「ぼーーーっとしてました」
お茶を入れ
炊事場をあとにする
やはり、土方さんと山崎さんには
伝えよう
屯所での生活が、しっくりくる
久しぶりに土方さんのお茶を入れている
「誠?久しぶり!」
「お久しぶりです」
この人は、谷田部さん
「どうしてたの?」
「藤堂さんの、お供をしたりしてました」
間者では?と俺が個人的に疑っている
料理が好きらしいから、当番を他の人と
替わったりしている
だから、頻繁に会う
この人なら、俺がここにいないとか
わかるし
幹部と近しい俺から、情報を引き出したい
と思っているはず
「副長、忙しいの?」
会うたびに、誰かの名前がでる
「そのようですね」
ちなみに、幹部以外には
まだ、無表情をやっている
もともと、人と関わることが得意でない
信用できると確信がない限り・・・
どうして、俊太郎と口づけしたんだろう
プシャー
あっ
吹きこぼれた
「はははっ誠、考え事か?」
夕餉に使う野菜の皮むきしながら
谷田部さんに笑われた
「ぼーーーっとしてました」
お茶を入れ
炊事場をあとにする
やはり、土方さんと山崎さんには
伝えよう